
DNAを電気泳動中。
容器の中に、水色のラインと青いラインが2つ見えると思いますが、それがサンプルです。
前回の記事で『大腸菌が生えた!』という話をしたわけですが、その大腸菌をLB培地(大腸菌も大好き★栄養満点の培地)で育てて増やして、今日は連中からプラスミドを抽出しました。
菌が腹の中に持ってるDNAをむりやり取り出すわけですから、まあ菌は無残にもぐちょぐちょに変性させられちゃうわけですけれど。
そういう話を母親にしたら、『残酷な…』と言われました。人間の勝手でDNAを組み替えられて潰される、でも大腸菌はただの一つの細胞だから、感情も何もないと思う鴫野です。
生き物が痛みを感じるようになるのはどこからでしょうか。無脊椎動物って、痛みを感じてるのかしら。なんて思うとちょっと深い生物学です。
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さて。
これも前回にお話したことの続きですが。
私がミーティングでも論文読みでも、常に居眠りしているので、院生やら教官にはすっかり呆れられているわけですが。
今日、教授に『夜寝てるの?』と訊かれました。寝てます・・・・・・・多分。
そしたら、『もしかして、薬か何か飲んでる?』と言われました。
『夜も寝てる』って言ったら、『じゃあ眠りが足りないんだろう。もっと早く寝ろ』とはよく言われるんですが・・・・薬のことを言われたのは初めてだったよ。
で、飲んでますと言ったら、教授が『じゃあ多分それだよ。うちの息子も薬飲んでてさぁ・・・』と。
案の定『どんな薬?』と言われたので『安定剤です』と言ったら『絶対ソレだよ!』と言われました。
ご家族にそういう方がいらして、教授がメンタルな話に対して理解があるのはすごくありがたいんですが・・・ちょっと罪悪感を感じるというか・・・朝に飲んでいる安定剤リーゼの作用ってそこまで強くないので、薬のせいにしてしまっていいものか・・・と悩む今日この頃です。
でも理由が不明。医者に聞いたら「過眠の症状が出てるのかなあ…でも疲れてるときはじっくり休みなさい」と言われたし。
そして教授には『でもいつまでも薬に頼っててもいけない・・・ってわけじゃないけど、あんまりよくないから脱却しよう!協力するから』と言っていただいたのですが、そのときふっと「怖い…」と思ってしまいました。
どうしても気分が辛くなったら(医者は朝晩で処方しているので、勝手な自己判断で)頓服して凌ぐのですが、薬なくなったらどうやって耐えればいいんだ…と。
薬そのものに依存性はあまりないらしいんですが、それより私の気持ちが薬の存在に安心させられてるっていうか。ないと困る。そんな感じ。
研究室配属されて環境が変わって、余計に不安定になってるのかもしれない。
でもまあ、「眠気も気力が足りないからだ!がんばれ!」とか言われる辛さを考えたら、今はすごく環境がいいのかもしれないです。
ふと、“あせらず、じっくり”のフレーズを思い出しました。
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