
サカグチって人の名前か?
…ということを聞けず、とりあえずサカグチフラスコという(らしい)フラスコに培地を入れて、オートクレーブ(滅菌処理)をします。
シャーレに生やした大腸菌を、一旦小さい試験管に入れて8時間培養し、それからでっかいフラスコに入れて培養するわけですが。
『なんで最初からでっかいフラスコでやらないんですか?』と教官に訊いた鴫野です。
教官曰く。
「培地って、連中にとったら餌でありトイレであるわけだから、あんまり同じ培地で培養してると、数は増えて栄養はなくなってくるし、老廃物もたまってよろしくないから」
だそうです。そういや大腸菌だってメシ食って排泄してるんだもんなあ。生き物だから。
そんなわけで、今日は大腸菌のお引越しだけで1日が終わりました。
そんなに手間のかかる作業でもないんですが…まあアレです。培養中の8時間は、ずーっとフリータイムです。8時間なんて待たずにさっさと引越し終わらせて帰りたい…というのは、この際言わないことにしましょう。
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