
さすがの壱岐さんもついにキレる。
狭心症の里井副社長のことを思ってイロイロとフォローにまわる壱岐さんですが、里井さんにしてみれば「壱岐に借りを作るなんてとんでもない!」ということで、むしろ壱岐が自分を追い落とそうとしているとすら思い込んでしまう。一種の被害妄想のような気もする。
で、壱岐が世話を焼くたびに「ボクをそんなに病人にしたいのかねぇ」なんて嫌味を言うものだから、最後には壱岐も突き放したように「ご随意に」と言ってしまう。
まあねえ…嫌いな人間に世話を焼かれるのは屈辱ですから、まあ里井さんは人間味があるっちゃありますが…それでも、ちょっと露骨過ぎますね。
もう、このあたり(3巻の3分の1くらいのところ)の壱岐VS里井は、はっきり言って子供の喧嘩っぽい、というか、里井君が子供っぽいです(ア、言っちゃった)
黙ってたらダンディなんだから黙っとけよ、と思うんですが、そんな余裕はないのでしょうね。
ところで。
ついに里井君に愛想を尽かした壱岐さんですが…「冷めた目つきで突き放すように言った」とありますが、どうしても私の脳内では仲代達矢氏が表情を変えずにさらっと言ってのけるのですよ。恐るべし、映画のキャスティング。完全に刷り込まれてますね。
仲代氏といえば金環蝕という映画(不毛地帯と同じヤマサツ監督)で、何を考えてるか分からないようなボーっとした表情で、政界のドロドロの中を見事に乗り切っていく割かし冷酷な官房長官役が思い浮かぶのですが、壱岐はそれに通じるような気がします。
というか、ああいう無表情な役やらせたらピカイチだと思うよ!
多分、私が壱岐に対して感じる残酷さは、仲代さんだからこそだと思う。
…なんて、仲代・壱岐を褒めちぎってますが…フジのドラマで唐沢さんは、この壱岐をどう表現してくれるのでしょう。楽しみです。むしろ、仲代・壱岐とは全く違った壱岐を作って欲しいなあと思ってます。
ところで、鮫島さんは誰なんですか。
そろそろ白状してくれよ、フジ。気になりすぎて実験が手につかないじゃあないか。
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