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2025-04-08 14:12

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増えたw

2008-06-21 23:40

いや、薬の話です。

どうもこんばんは。毎度どーものディプレスト鴫野です。
本日は病院に行ってきました。月に1度の通院。
いやね、本当なら2週間くらいで行った方がいい気もするのですよ。だって4週間経ったら、最初の1週間でどれだけ辛い症状が出てたかってのも全部言い忘れちゃいますからね。っていうか、それだけ話す時間ないですしね。診察時間は15分。…長いのか短いのか微妙です。その15分で端的に現在の症状を述べなきゃならない…ってこれは入試問題か!
『今、あなたが抱えている鬱の症状を辛い順に100文字以内にまとめてください』みたいな。
課題作文…(爆)
でも2週間ごとに行くお金などない貧乏学生鴫野、4週間分の抑鬱エピソードをいつも15分に詰め込んでおります。薬代も診療代も全て自腹だ!
うちの母親は鬱に理解がなさすぎて困る。パブロンとバファリンは買ってくれるのに、デプロメールとデパスは買ってくれないのですか!みたいな。


で、まあそんな課題作文というか入試の面接みたいな診察の話ですけれども。
現在のところ、鴫野は日中の眠気に非常に苦労しております。そりゃそうだ。学生だもの、授業中に寝てテストで赤点とって単位の危機を叫んでいるなんていう状態であります。
…という話を医者にしたのですよ。
そしたら。

「眠れないよりは眠れるほうがいいと私は思いますね。眠る、ということは身体がそれを求めているのですから、寝て治すほうがいいと思いますよ」

とのたまったのです。

正論だよ!すご~く正論!あんた正しい!

しかしだ、寝て治そうとして単位落として、うあ~単位落とした大学やめなきゃならーん(←鴫野は母親に、『授業で単位を落としたら大学辞めてもらうからね』と脅されているのです。うちの母親は有言実行ですから、ただの脅しじゃないでしょう…orz)てな状態になって、大学やめたらお先真っ暗、この先生きてたって仕方ないよねフン人生なんてそんなものさ私なんて生きる価値もないんだコノヤロー、なんて超・鬱な思考に陥ったら元も子もないのですよ。

なので鴫野は
「でも…授業中に寝るとどうしても授業についていけませんし、実験中でも構わず寝ますし、学科の人にはいつも寝てるねって言われるくらい寝てるみたいなんです。これ困るんですけど、なんとかなりませんか…?」
と訊きました。

「眠気をとる薬はないんですよ」

と、ドクターは即答なさいましたw
眠気をとる薬=覚醒剤、てなわけで、そんな危険な薬品で眠気を抑える治療なんて絶対オススメできませんっ!と言われ、そりゃそうだと納得したのでございます。当たり前だ。

そんなわけで眠気解決の糸口も見つからず、「その眠気が病的なものなのか、体質によるものなのかも分かりませんしね…」と言われ、まあ元々睡眠はたっぷりとらなきゃだめな体質だったけどさ、最近の眠気は自分でも異常だから勝手に病気によるものだと解釈することにいたしまして、その話は終了。

しかし、眠気を少しでも和らげるため、眠気の副作用がきついデパスさんを朝にやめ、夜と就寝前にしたせいで、日中に不安・焦燥感を感じることが多くなって辛いと話したら、「じゃあ、朝・夕・寝る前の3回にしましょうか」ってw

朝は副作用が問題だからやめたんじゃなかったのかwww

えー、朝飲むと眠くなるんですよね~と言うと、じゃ朝だけリーゼ(デパスより作用も副作用も弱い薬…らしい)にしましょうかということになりました。でも処方がややこしくなると、それだけ処方量とられますからねー朝夕デパス、就寝前リーゼという処方にしておきますが、実際は朝にリーゼ、夜と就寝前にデパス飲むってことにしましょうとドクターはおっしゃるのです。

なんと良心的な。
てか、そういう裏技があったんですね(笑)
それにしてもあの調剤料もいまひとつ分かりません。リーゼが増えただけで、1000円近く月の薬代が増えただよ。痛い…。


…という本日の診察報告でした。

追伸。
誰でもいいから安全な「眠気をとる薬」を作ってください。まじで。
不眠には睡眠薬があるのに、過眠にはその薬がないってのはどうかと思う鴫野でございました。

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簡単に言わないで下さい

2008-06-19 23:50

今日はとりわけ凹んでいる鴫野です。
いつも凹んでいるようですが、仕方ありません。ここんところ発作が頻発しているのは…ああそうか。朝にデパスさんをやめたからだな。

というか。
今日の実習も終わりに近い頃でした。夜8時ごろ。
英文論文を渡され、それを個人で読むかグループ内で手分けして訳すかで話したときなんですけど。
「こんなん、5分もあれば読めるだろ?」
と。
まあ割と自信家な同級生♂が言ったのでございます。

鴫野はものっすごい英語が苦手です。中学英語すら教えられないくらいの苦手さでございます。
なので「あっそー。私は苦手だから5分じゃ無理だわ」と言ったんですが。

ええ、いつものパターンです。
会話をするということは自分が傷つくリスクを負うということです。傷つきたくないのなら、他人すべてとの接点を絶つべきですが、そこまで徹底できない自分が憎い。

話がそれました。
そして自信家同級生は「はァ?無理とか関係ないし!」と言ったのですよ。…まあそうでございましょう。それは構わんです。
しかしこちらとしては死活問題なので、関係ないと言い切られるのは少々癪です。別に英文論文を5分で読もうが5時間で読もうが、それは個人のスピードですし文句も言いません。「テメェ英語得意なんだったら全訳して班の全員に配りやがれコノヤロウ!」とは、鴫野は決して申しません。
ただ、自分の価値観に当てはめて、英語が苦手である人間に「関係ない」と言うのは乱暴だと思うのですよ。というか鴫野は自分の価値観を他人に押し付ける人間は大嫌いでございます。

で、「ハイそうですね関係なかったですねごめんなさい」とはよう言わんわけでして。
「いいねぇできる人は。私バカだから仕方ないもんね」
と、超開き直り発言をしたのです。

するとですよ。
自信家同級生は

「じゃあ、死ねば?」

とのたまったのです。

ハァ何ぬかしてけつかる、死ね言うワレが死にさらせアホンダラ!
いっぺんどたまかち割って脳味噌ミックスジュースにしたろかいナメたことぬかすと逝てもうたるぞゴルァ!



…と言えるなら問題はなかったのですが、そこは鴫野クゥオリティ。
ただでさえ希死念慮に執り憑かれ、風呂場の剃刀に手を伸ばしたいけど夏だし半袖だし今は自重!なんて葛藤の日々を送っている身としては、聞き捨てならないのですよ。
もうその瞬間に希死念慮が再燃し、

「ええ死ねるもんなら死にたいよ?」

と返し、

「んじゃ死ね」

と言われて

「死ねない理由があるの!」
(まあ、鴫野の社会的責任、とでも申しましょうか。詳しい理由はここに書けないのです…すいません)

と言ったところで班員に「(お前ら)もうやめろ」と止められたのでございます。ああ不完全燃焼。



でね。思ったんですけど。

簡単に他人に死ねとか言っちゃいけないんですよ。
よく「生きたいけど生きられない人もいるんだから、そんなこと言っちゃ駄目」といいます。
でも、鴫野の場合は逆です。死にたくても、後のことを考えるとそう簡単には死ねないんですよ。
1年早ければ、また選択肢は違ったかもしれない。けれど希死念慮という症状が強く出ているのは「いま」であって、その「いま」、どうしても死ねない理由ができた。だから逆に悶々としてしまうんです。
健康な人間も、挨拶代わりに「死ね」と言い合える人間もいるかもしれない。
けれど、少なくとも私にとっては、そういう軽い話じゃないのです。
少し大袈裟な表現かもしれませんが、鬱病の患者さんは生と死の境界線に立っていると思います。
ぽんと押されたら、簡単にぽたっと倒れちゃうんです。

いろいろな人と関係を築いていて、その中の何人の深い事情を知っているのでしょうか。
鴫野は自分が鬱の治療中であることも、不安発作や希死念慮が激しいことも同級生には話していません。
おそらく今日のやり取りを聞いていた班員も、「売り言葉に買い言葉だな」くらいにしか感じていないと思います。
話していないんだから理解されなくて当然、と考えるよりは、相手にどんな事情があるかが分からない以上、相手を傷つける恐れが少しでもある言葉は吐くべきではないと思います。

大阪弁で「お前、アホやな」と言うことがあります。
あの「アホ」という言葉は、相手が大阪人であれば、親しみを表す表現のひとつとして受け取られます。
けれど東京の人にしてみれば、凄い侮辱の言葉になります。
つまり相手が大阪人で、「アホ」という言葉に込められた親しみを受け取れると分かっているときにしか、その言葉は使えません。
だからよほど親しくならなければ、「アホ」とは言えないわけです。
相手の出身や、相手がその言葉をどう受け取るかが分かって初めて、使うかどうかが判断できる言葉なのです。

それと同じ。

「死ね」も「アホ」も綺麗な言葉ではありませんが、だから完全に世の中から排してしまえ!とは言えません。それをコミュニケーションのひとつに思っている人もいるからです。
でも、相手を選んで欲しいです。
親しくて、笑って「そうなの、死ねばいいのに、私」なんて言えるキャラかどうか、よく考えてください。



そして、自分も反省。
簡単に「死にたい」と口にすることも、やはりよくはありません。
メンヘラは、その言葉の知名度こそ上がってきていますが、まだまだ理解されにくい存在なのです。

卑屈になる必要はないが、鬱を売り物にしちゃおしまいだな。


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睡眠障害に非ず

2008-06-13 21:39

えー、病状は一進一退というより徐々に悪くなってきている気がする鴫野です。
2歩進んで3歩下がるというか。自分にとって『落ち込んでいない状態』でいられる時間がだんだん短くなってきて、なんか焦るんですけれども焦ったら負けなんだよね。うむ、気にしないでいよう(とか言ってますが、そもそも気にしない性格なら病まないと思うゾ!)

えー。
うちの学科は少人数なので、同級生は全員顔と名前が一致するとかいう珍しい現象がおきているわけですけれども。
その学科の色々な人に、「鴫野ちゃんいつも寝てるよね」「っていうか、よくそんなに寝られるよね」などと言われるようになってきてます。
まだ、「いやね、夜はちゃんと寝てるんだけどなぜか日中も眠いんだわ」なんて笑って誤魔化してますが、そろそろ不信感を抱かれてきてるようです。

「朝の2限(10時半~12時)って一番目が覚める時間じゃない?そんな時間帯に爆睡するなんてありえないと思う」
「しかも12時に寝るとか早く寝すぎだろ」(←皆さん、2時くらいに寝られるそうです)
「折角授業に出てるんだから、起きて聞こうよ」

などと…。
以前には授業のアシスタントの院生に「ひょっとして、睡眠障害?」と言われたり、同級生に「ナルコか?」と言われたりもしましたし、だんだんその不信の波が広がってきているようで、鴫野としては少々居心地が悪いのでございます。
ええ、授業は聞くべきものであることはよ~くわかっております。
でも、なぜか眠気には勝てないというか、大好きな生化学の授業ですら開始5分でバタキューしてしまいまして、自分でもちょっと落ち込みます。

なんでこんなに眠たいのか。
医者には薬の所為かと言われ、とりあえず朝のデパスさんをやめてみたのですが、日中の不安発作の量が激増しただけで眠気解消にはなんの効果もありませんでした。

というか。

先日、授業がたまたま午後からだったので、午前中はのんびりすることにしたのです。
でものんびりパソコンをやっているとものの1時間で身体が辛くなってしまい、ベッドに横になったら今度は眠れないのです。物凄い眠気を感じながら、眠れないというこの矛盾。そして最終兵器デパスさんを動員したのですが、効果は絶大でおそらく飲んで30分経たないうちに眠りに落ち、今度はアラームが鳴って目が覚めても起きられないほどに眠気が強まっており、ついつい「あと10分」とばかり目を閉じたのが運の尽きで、結局午前中をずっと寝過ごして学校に遅刻しそうになった、ということすらあったのですよ。

デパスさんにちょっとした睡眠導入作用みたいなもんがあることは認めますが、だからといって飲まなくても眠いときは眠い。

ほんと、これどうにかしてほしいです。まじな話。
ところで不眠症は睡眠薬を飲めばなんとか対症できますが、過眠の症状はどうやって抑えるのでしょう?
誰かカフェインより強力な眠気覚ましを作ってくださいな。

かく言う私は毎朝紅茶を飲んでおります。
カフェインを大量摂取しても、頭が痛くなるだけで眠気にはてんで効果がないというのはいかに。

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韓国版白い巨塔

2008-06-12 09:01

毎度どうも。少し間をおいて抑鬱の海から生還した鴫野です。…まだ首くらいまでは水に浸かってるのですが、ブログを書く体力が回復したところで久しぶりに書いてみる。
熱烈な白い巨塔ファンの鴫野、この度韓国巨塔に挑戦です。



…もうあのキャスティングがネタすぎて吹きました!
ワタクシ、片仮名にひどく疎いのでございまして、チャンとかチェとか言われてもどっちがどっちがわからなくなってしまいますので、記事ではあえて日本名でいきます。ご了承くださいませー。

もう、財前と里見と東は見た瞬間にポジションが分かりました!
ビジュアルが日本の唐沢版とソックリです。
ちなみにキャストは唐沢版ですが、内容としては唐沢版:田宮版:原作を6:2:2でミックスし、ほんの少し医龍を加えたような感じでした。

冒頭にオペシーンから始まるのは明らかに唐沢版です。
しかも部下が静脈を傷つけて大量出血で手術ミスも甚だしいところを、見事財前先生は救うのでございます。そればかりか胸を切開して直接心臓をモミモミするのです。お前は朝田(@医龍)か!
消化器外科の財前先生がなんでそんな技術を持っているのかは分かりませんが、それで奇跡的に患者は助かるのです。
さすがリメイク。唐沢版に忠実です。

ですが、そんな財前君を快く思わないのが東先生でございます。
財前君の載ってる雑誌をつきつけて「僕を通さないでこんなことをするな!」と叱り飛ばします。
財「患者が多くて大変で」
東「これからもっと多くなるよ。なにしろ君は…」
雑誌をばさり。

…ってどこの田宮版www
原作にも似たような台詞はありましたが、私は見た瞬間に「昭和版キター!!!!」と叫んでしまいました。
しかもその後に偉いなんとか企業の会長がやってきて、
「財前先生に執刀して欲しい」
と言うのですよ。
さらなる田宮版でございます。(原作では「会長は財前に頼みたいと言ってきた」みたいな描写で終わっている)
どうせならそこに里見先生も配置して欲しかったのですが、そこまでは真似してくれませんでした。残念!

話は飛びまして膵臓癌の検査シーン。
患者が「そんなこと(=一度切開して見てみましょうと里見が言った)言うのなら、最初から切ればよかったじゃない!」と言うのですが、これは原作由来のシーンです。原作に忠実な田宮版にも勿論ありました。
そして里見先生は検査の必要性を切々と説くのです。
しかしそんな里見先生、看護師さんには邪険にされています。緊急用のベッドは緊急の患者さんのためですとにべもなく断られて、學ちゃんだったら「だったらもう君には頼まないッ!」と逆ギレするところでしたが、ホントに運よく財前君が通りかかり、里見が財前君に頼んでもいないのに、看護師に「病室を都合してやってくれ」と言うのです。空気読めすぎて怖い子です財前君。一体、どこから話を聞いていたのでしょうか?
そして看護師はあっさり「まあ、なんとかしてみます…」と言うのですが、目の前に里見がいるにもかかわらず態度をころりと変えるところが物凄く現金です。


そしてその後、財前と里見は2人ならんで膵臓癌のMRIだかCTだかの写真を見るのです。
唐沢版キター!
もう構図がまるっきり唐沢版すぎて鴫野は絶叫しています。一体どこまでネタ巨塔をやれば気が済むのか分かりませんが、いちいち細かい部分にネタを仕込みすぎで、笑いすぎで腹筋痛いです。

しかもなんか財前と里見はただならぬと言ってはいいすぎですが、ほんとーに仲よさそうに「膵臓がん切らせてね、俺のこと信用してるんだろ」「昔からな」なんて親友もいいところの会話をしてます。
一応原作では財前と里見は対立しまくってて、しかも里見が微妙に(というかかなり)財前君を嫌っていて、廊下で財前君の姿をチラッと見かけるなり逃げ出したりしてるんですが、ここまで同期を強調して仲良く馴れ合ってるのは唐沢版の影響でございます。おそらく。

そして、まあ仲良く膵臓がんを切らせてもらう約束をしたんですが、そこは別のお約束でございまして、膵炎と診断したのは鵜飼教授だってことが分かってしまうのです。
そんな、鵜飼教授の誤診を暴くようなことはしたくない、上司の機嫌はそこねちゃだめなんだよーと財前君は辞退しようとしますが、里見は「どうして」とか言ってます。
そのまま里見は「患者のことを第一に考えるのは当然じゃあないか!!」と暴走するかと思いきや、財前に「君だって飛ばされたくないだろ」と言われてそのまま言い返せずに悶々としちゃいます。

なんか、里見君が空気読める子になってます!
原作から唐沢版まで通して、空気読めないのが里見のクゥオリティだったのに、なぜか空気読んでます。
ちなみに里見の空気読めない度数
原作≒田宮版>村上版>唐沢版>韓国版
となっております。年月を経るに従って、里見先生も人間が円くなってきたのでしょうか?>違

そして逆に空気読めない子が1人います。
役名はまだ出てきていませんが、私は柳原ではないかと思っています。
東先生の目の前で「先生は退官されるから学会から名前を抜くように、財前先生が言っていましたよ」とバカ正直に言うのです。
そして佃先生や安西先生に「空気読めバカ野郎!」とモノを投げつけられたり、椅子を蹴られたりしています。虐められっ子新米健在。
というか、日本語字幕で「空気読め」と出てきたのが個人的にツボでした。ナイス!

ヤナの同期といえば谷山君であり竹内君であるわけで、そんな可愛い部下が里見先生のサポートをしているわけですが、韓国版ではなんと講師の女の子が里見の助手を務めています。
しかもこの娘、なかなか可愛いです>関係ない

女性陣ではまず東夫人のマシンガントークが健在すぎて笑えます。
そして佐枝子さんが素朴な娘さんで、これまた可愛いです。
ケイ子さんは田宮版とも唐沢版とも違う感じで、なかなか綺麗です。
杏子さんも綺麗。世間知らずは変わりません。

あと、又一と五郎の料亭シーンもちゃんとあるわけで、ライターを贈るのか、はたまた魔法の懐から札束を出すのかと思いきや、思いっきり鞄に札束を詰めて五郎ちゃんにプレゼントしてます。
又一の実弾攻撃は度を増しています。
そんな又一の名言。

「強いものが生き残るんじゃない。生き残ったものが強いんだ」

かっこいい!
私はこれを聞いてぐっっ!ときましたよ!
さすがです又一先生>何が

そして、東VS財前の医局員の面前でのシーンも健在でございました。
しかも2人とも全く引き下がりません。というか、東センセは財前君に絡み過ぎです。もう、否定しまくります。
あからさまな東センセの攻撃に、財前君もめちゃくちゃ言い返してます。あったあった。唐沢版でもあったよ、こういうの

場面変わって、財前君はちゃんと織田君の送別会をやってあげます。
飛ばされちゃって辛いよね、僕が呼び戻してあげるからねとか言いながら二次会をケイ子さんの店でやることにすると、そこには東センセと鵜飼センセが内緒の話をしています。
しかも「財前が気に入らんなら票数を操作すればいいじゃないか」とか鵜飼先生は言っています。
え?操作するのは常套手段じゃないんですか?
しかも東先生は「そんなことができるだろうか…」なんてやけに遠慮してます。おいおい。実弾攻撃で票をいじるのが巨塔の醍醐味だろう!さあ東よ、そんな情けないこと言ってないで今津参謀とともに教授陣を取り込みたまえ!

そしてそれをケイ子さんの口から聞かされちゃった財前君はショックのあまりワインを取り落としてます。なんと脆弱な。そのくらいのこと、最初から分かっていなくちゃいけません。そして、地方に飛ばされると嘆きながら、酔って東センセに絡みまくっている織田君(こんなことをするから飛ばされるんだよバカめ)に、「裏切られるってことがどんなことか知らないくせに甘ったれんなー!」とブチ切れて殴り飛ばします。それを見ている東センセと鵜飼センセはドン引きしています。当たり前です。
暴力はいけません。むしろ、暴力を振るうような子は教授の器ではございませんことよ。
私が東センセだったら、その瞬間によそから移入教授を連れてくることを決意いたします。はい。


まあそんなわけで東センセの中での財前君の株が大暴落を起こしているときに、例の密室オペ事件が起こるのです。まだ、東センセは知る由もありません。
しかし、里見が見学室でオペを見ていたらなんと鵜飼先生が乱入します。「僕も見ようか」…なんてアクティブなんでしょう鵜飼先生。
おそらく、韓国巨塔で、日本版と一番キャラが変わったのは鵜飼先生だと思います。というか、最初観たとき「誰やねん、あれ」と思いましたw

財前君はピンチです。
あの鵜飼先生をどう切り抜けるか。第2話が楽しみです。。


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病は気から

2008-06-04 23:34

今日も一日しんどかったです。
ほんと体調悪い。…身体は健康なはずなのに(←風邪はとっくに治りました)、ココロのほうがちょっとイッちゃってると、身体もつられて悪くなるみたいです。病は気からとか、昔の人はうまいこというね。

胃が重くて食欲ない。ひたすら眠い。
頭がぼうっとして、少し痛い。んでもって、気分が悪いというかなんというか。
熱はないのに熱っぽいし。

ついに身体に降りてきたか!てな感じですね。
授業中に不安発作が起こるようになって、もう針がぎりぎりのところまで傾いている気がします。
駄目かもしれないと何度思ったことか。


例の一件で一言。


普通の人はなんとでも言う。
けれど、当事者の気持ちは誰にも分からない。
綺麗ごとを並べるくらいなら放っておいてくれ。
それは優しさじゃない。優しくする自分に酔っているだけだ。
そんなエゴイズムに、付き合う義理はない。


私は飲み会の席で吐き出した以外、誰にも話さなかったのですが、母親は古い友人の数人に話したんだそうです。そして全員が「本当は(父親も娘に)逢いたかったんだよ」と言ったそうです。
母親は、それに酷い不快感を覚えたといいます。
…それを聞くだけで反吐が出るわ。
だから、友達には言わなくて正解。
なまじ親しい人には言いたくないのは、彼女たちに傷つけられたくないから。酒の席で吐き出すのと、1対1で友人に打ち明けるのは違うんです。

母親は普通の家庭に育った人間だから、そこまで読めなかったのでしょう。そして、話して傷ついた。
物心つく前から「可哀想」「大変だね」と言われ続けてきた私とは、感覚が微妙に違うんですね。

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希死念慮Ⅱ

2008-06-04 00:38

自分の限界が近づいている気がするのは気のせいでしょうか。

他人といると、元気なふりをする。
元気であることを装うのが当たり前になっていて、無意識に演技する。
1人になると、その反動が来る。

正と負の間で揺れる針が、いつか振り切れてしまうんじゃないかと、今はただそれだけが心配なのです。
怖い。
私を救ってくれた、一番大切な存在を裏切ることが、何より怖い。



…普段はこんなこと絶対に言えないから、文字に書いてみたけれど。
世のメンヘラ字書きさんと大差ないことが、ちょっと自己嫌悪。
危うい言葉を並べて、誰かの気を惹きたいわけじゃないんです。
死を美化するなんてもってのほか。
けれど口に出して死にたいと言うのは、誰かに聞いて欲しいってことなんでしょう。
聞いてくれる人がいないのではなくて、聞いてくれる人を作れなかった自分の責任なのに。
今更、甘えられてもねえ。


ああ、嫌だ。

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希死念慮

2008-06-02 23:59

今日も希死念慮が強かったです。
かつて先輩に「死にたいって、どんな感じ?」って訊かれたことがあって、いや死にたいは死にたいだろと思ってしまった鴫野ですが、普通の人はやっぱり思わないのかしらん>思わないだろ

なんかね。
もう生きるのが馬鹿馬鹿しくなったっていうか。
所詮私は・・・・・みたいな考えが頭ん中に根強く渦巻くわけですよ。
まあ、それが症状のひとつなので、薬飲んでたらいつかはなくなると信じて…というか信じなきゃやってられない。そりゃ死んだら楽にはなるわね。けどどうしても守らなきゃならないものもあるわけで。そいつのこと考えたら、死ぬなんて無責任すぎる。

先週から完全に精神状態がガタガタです。例の一件の所為。もともと治療中で不安定なときに、激しいストレスにさらされてんだから当たり前か。
あーむかつく。クソ親父死ね!って思おうにも死んでるから意味がなくて、いらいらが行き場をなくして全部溜まっていく。
先輩の前であれだけ泣いて、それだけで十分なはずなのに、まだ泣こうとするとか自分は甘えすぎだ。
確かに微小妄想も希死念慮も症状のひとつと分かっていながら、どこまでが「病気」でどこからが「甘え」なのか、自分で線引きできないのがねえ…。咳は風邪の所為だけど、ココロの症状は一歩間違えれば甘えになってしまうのが難しい。それが精神医学の醍醐味でもあるわけですけれども。

はあ。
こういうとき、「鬱です」って言うんだろうね。最近流行のエセ鬱では。
そういや前に実験中に「面倒くさい。鬱だ」といった同級生がいて、「死ぬなよ」って言ったら(←悪すぎる冗談を返す私も私ですが)、「鬱で死ぬなんて馬鹿馬鹿しい」と言われた。
言葉だけが浮ついていて、でも多くの人は鬱なんて知らないんだろうなーとかそのとき思った。
うちの母親然り。
微小妄想が出て落ち込んでたら「鬱陶しい」とか。


…別にいいけどさ。
とりあえず、この「衝動」をなんとかしてくれたらいいわ。
一瞬、気が狂いそうになる感覚が怖い。まじで。

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涙は心の汗だというけれど

2008-06-01 17:00

えー、昨日からひときわ大きな波に襲われて、すっかり気分はマイナス思考の鴫野です。
今日も体調…というか気分はよろしくありません。風邪ひいてたんですが、あっちはかな~りましになったんですよ。でもココロが駄目になっちゃってるときは、身体もだるくて熱っぽいんだね。熱っぽくて頭がぼうっとするので体温計を取り出したら、思い切り平熱35.8℃で「・・・・・・・・・」ってなった鴫野です。

昨日ね。
部活の新歓コンパでした。
新入生がたくさん入ったねーよしよし今日は先輩のお酌でガンガン飲みたまえベイベーみたいなノリで、まあとにかく新入生には飲ませるわけです。
しかし鴫野は、服用している薬がアルコールと相互作用しちゃうので「お酒は飲まないでくださいね」と薬局で言われております。薬が云々という話をするのはあまりに面倒くさいので、「ドクターストップです」と言っております。はぁ、ドクターストップなんてどういう病気やねんっ!とつっこまれてから、いやね飲んでる薬がアルコールと相性悪いからダメなんです~と説明してるわけですけれども。

長々と語りましたが、とにかく鴫野はお酒が飲めません。というか、飲みません(炭酸嫌いだからビール飲まなくていいのは嬉しいけれど)
んでもって、鴫野はいまいち人とベタベタするのは好きじゃありません。なんかねー、人との距離が近いってのは疲れるんですよ。当然電車でも居酒屋でもキープするのは端っこの席でございます。

想像してください。
引っ込み思案で臆病なために自分からは話に入っていけなくてお酒も飲めない女の子がテーブルの端っこにぽつねんと座っているのですよ。
それで本当に楽しいのか?自分でも疑問です。

そして。
まあうちの部活は男女比でいくと男子が圧倒的に多いです。
鴫野の周囲は男性で固められました。そのうちに、隣に座ってた新入生が、コールをかけられてお手洗いに駆け込んで(←うちの部では日常茶飯事なんだが、やはり惨いな、と思う)、周囲は先輩ばかりになりました。しかも4回生です。最高学年です。あわわ、鴫野ちゃんますます小さくなっちゃう。

そんなわけでカチンコチンになってひたすらウーロン茶を飲んでいた鴫野でございますけれども。
そのうちにですねー。
ナナメ向かいに座っていた4回生の先輩①が彼女にフられた話をしだしたのですよ。お酒の場ではよくあることです。
そして体育会系のノリで、先輩①は全員の前で立ち上がり、
「オスッ!俺、付き合ってた彼女と別れました!キスもしませんでした!」
と…。
大告白のあと、正直キツいわ俺。うんうん、今日はもう飲もうや。女なんてサ。わかってないねーみたいな、ドラマにも出てきそうな話で、4回生の先輩方が①先輩を慰めておったのです。
とりあえず鴫野も話を聞いておりますと…鴫野の正面に座っていた先輩②が
「鴫野、男同士の話だから聞かんといてくれるか。こいつ傷心やねん。分かってやってくれ」
とおっしゃるのですよ。
はいわかりました。
鴫野は自分で言うのもナンですが従順ですから、話を聞かないようにしたのです。

そのときでした。
もう物凄い波がどかーんと襲ってきたのであります。

完全に発作です。
勝手に不安発作と呼んでおりますが、これが来ると不安でたまらなくなり、なんか自分が発狂しそうな気すらしてきて、自己否定と希死念慮の渦巻く中でどんどんマイナス思考に落ち込んでいくという恐ろしい発作です。

まあ、今週はいろいろとあったわけでして…そうね、男と女なんて所詮は他人よ。例えばうちのオカンなんか、例の件を全然気にしてないもんね。オカンの強がりではなく、すでに愛想を尽かして別れた男が死のうが生きようがどうでもいいらしいです。
なんてぐだぐだな世界なんでしょう。ふっ。そうやって他人でいられる連中は幸せだわね。こっちは他人になりたくても他人になれないのよっ!
みたいな思考に陥ってしまったのです。

で。単にマイナス思考になるだけならよかったんですが、何せ1週間分溜まりに溜まってまして、発作により増幅された分も含めて気が昂ぶっちゃったのですね。

鴫野、ついに切れました。

手を挙げて
「せんぱい、男と女のことに関して言いたいことがあります!言って泣いてもいいですか!」
と言い、よし言ってみろ鴫野~と言われたところで
「親父が、死にました!」
と……。
その場の空気が一瞬にして凍りつきました。

もう鴫野止まりません。涙も止まりません。最初に言いましたが素面です。酔ってないのにこの取り乱し方は、自分でもおかしいと思うんですがキレてるもので抑制がきかないわけです。周囲に後輩である1回生がいれば、先輩としてのメンツもありますからこういう話はしませんが、なにせ今の今まで4回生が失恋談義をしていたのです。先輩ばかりです。
「それがわかったのは、死んでから1年経った今週です!
 わたしは、親父に棄てられました!」

言ったらあっさり涙も止まるかと思ったら、止まらないのです。
堰を切ったように泣き出した後輩を前に、先輩方は皆様唖然です。
「ま、まあ人にはそれぞれあるからね」
とおっしゃる先輩に対して、あとはひたすらすいませんすいませんすいません空気壊してすいませんと謝り通しでした。
いやほんと。
生きててすいません。

でもねー。
嬉しかったのは、誰も「もう泣くな」とは言われなかったんですよ。
「ここは、そういうことを吐き出す場だから、吐き出して泣いた分だけウーロン茶飲め。飯も食え」
って言ってくれて。
ちょっと救われた。
あと、「可哀想に」とは誰も言わなくて、それもよかった。言われたらものすごく傷ついたと思います。
つかず離れずのところで後輩を見守る先輩方も、やっぱりそれぞれ、色々あったんでしょうね。

で、そんな状態で帰りたくなかったので二次会まで行って、12時半に帰宅したら力尽きてシャワーも浴びずに横になったんですが、そしたらまた涙が止まらなくなりました。
1人になったら、今度は希死念慮が強くなっちゃって。
ああ、完全に症状が出てるなあとか思いながら、ひたすら部屋に篭ってしくしくやっていたのですよ。


なんかね。
ずっと、あの男に対して抱いていた腹立ちとか、父親がいないということを必要以上に負い目に感じていた理由が分かった気がします。

自分は父親には愛されなかった。愛するに足りない存在だと無意識に思っていたのでしょう。追い討ちをかけるように、保育園ではませた同級生の下僕として扱われ(私はかなりおぼこくてぼーっとした子供だったので、ませたお子様にとっては格好のパシりの対象でした)、小学校ではキモいと苛められ、中学はよかったのですが高校では成績が悪くて劣等感に苛まれ、挙句そう好きでもなかったがなんとなくつるんでいた同級生♀に酷く侮辱されて人間不信に陥り、そこまでくれば愛情なんてものが信じられなくなっても仕方ないじゃないの。
今回は母親の前でも遠慮して泣けませんでしたし、他人を信用はしても、完全に信頼はできない性格なんだなあとつくづく思います。

私はヌイグルミとか、そういう「モノ」を大事にする子供でしたけれど、モノは裏切らないから好きなのかもしれません。

そこまで思考がめぐったところで、なんかこれ以上考えていても疲れるので、デパス飲んで寝ることにしました。
そこまで昨日泣いたのに、今日もふとしたときに涙が出るわ無気力になるわ希死念慮は相変わらずだわで、神経が脆弱になってるのかしらと思うんですけれど、考えてみれば鬱の症状じゃねえかよ。これは。


というわけで、いまひとつ気分はすぐれませんです。はい。

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