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12月28日

2008-12-28 23:57

田宮さんのご命日。没後30年が経ったんですね。
ご冥福をお祈りしております。


田宮作品との出会いは(ベタなパターンで)白い巨塔でしたが、あの方には色々と救われた気がします。
きっと、あの時代を私が生きていても、会える確率はゼロに等しかったかもしれない。けれど時々思います。少しでいいから、あの方と時代を共有したかった。

ただ、映像作品が今も残り、DVD化されて世に出ているということは、もしかすると生きているのと同じことなのかもしれない。
そう思うと、少し不思議な感じがします。



・・・・・・・なんかもっといろいろ書こうと思ったけれど、無理でした。
言葉にしたらすごく陳腐で、それが失礼な気がして、なんかセツメイできないや。



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夢だったのかなんなのか

2008-12-26 11:43

どうもこんにちは。更新さぼりまくりの鴫野です。
えー、最近悪夢続きで精神が参っちゃってる鴫野です。
夢の中で誰かが亡くなったり、しかもその現場に居合わせたり、自分が仲間はずれにされたり、大切なものを失くしたり、そんな夢ばっかり。
誰か楽しい夢のみ方を教えてください…(涙)

ところで、今日は夢か現実か分からないことがあったんです。
少々下品な話になりますのでダメな方はご注意下さい。



目が覚めたのは朝5時くらいでした。寒かったのか尿意を催して、トイレに行ったのですよ。で、まあ立ち上がってですね、ふとトイレの中に目をやったんです。そしたら、朱色というか赤いんですよ。トイレの中が。
どうやら尿が赤いらしいんですよ。でもうちのトイレの照明ってミニレフ電球使ってますので、若干オレンジがかった光なんですね。だからこの赤いのが照明によるものか、それとも血尿出ちゃったのか!?とか思いながら、でも確かめる術はないよなあ…と思ってベッドに戻ったんです。

で、さっき起きてトイレに行ったら、ちゃんと正常な色じゃないですか!
あの赤いのはもしや夢だったのか?
いや、でもトイレから戻ってきて、しばらく寝付けなくて悶々としてたし…夢じゃない…と思いながら、それ自体がリアルな夢なのかもしれなくて…


うーん。
考えるほど頭がこんがらがります。
もともと私の夢は物凄くリアルで、起きた瞬間に「ああ、全て夢だったんだ…ほっ」と思うことがよくあるわけでして、あれが夢でも驚かないですけれども。

とりあえず、いい夢は見ないです。ほんと。



あ、それから医者が言うには「眠いときは寝たらいいよ」だそうです。
なので冬休みに入ってから、眠いときに寝ていたら1日の睡眠時間が13時間を越えました。夜に10時間、そこに昼寝もプラス、みたいな。
むしろ起きても何もする気が起こらなくて、かったりーなもう…とか思っているうちにもう一度寝てしまって、あまりに寝すぎたことに自己嫌悪を覚える時刻になって漸く起きても、1時間くらいで睡魔が襲ってくるのですよ。

障害されてるから!
日常生活が障害されまくってるから!!

もはやこれは過眠症じゃないかとつくづく思うんですが、眠気を訴えても医者はとりあってくれないっていう…。
だからね、寝たらいいよって簡単に言うけど起きてやること山積みなんだってば!コノヤロウ。

うーむ。チャリで行ける距離だからとりあえず通ってるけど、そろそろ別のところを考えたほうがいい気がしてきた。でもこれすら私の妄想で、1日13時間睡眠は正常な人間のものなのだろうか。。悩みます、まじで。

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久々に・・・相変わらず病める日々

2008-12-10 12:32

お久しぶりです、鴫野です。
かれこれ1ヶ月以上も日記書いてなかったなあ・・・。まあ新しいバイトが始まったり、実験があったりで結構忙しかったせいもあるのですが。

ここのところ、徐々に気分が低下しているのですよ。
前回の日記ですでに兆候が見えてたようなんですが。さらに進んだっていうか。


寝起きがね。
すご〜く悪いのです。
以前だったら目覚まし時計代わりに使っているMDの1曲目で絶対起きてたんですけど、今では早くて4か5曲目。ひどいときには1時間以上鳴りっ放しなのに全く気が付かないのです。当然、携帯のアラームなんかでは起きられませんから仮眠にも使えないですし。
どうなっちゃってるんだろう、と思います。
睡眠時間は約6時間。日本人の平均だよね?ね?
あと寝付きも悪い。デパスさんが最近効きにくくなってきてる?とか思ったりします。リーゼさんはすでにほとんど効いてないっぽい。不安発作がリーゼ飲んで数時間後に来るもの。


まずいなあ。

他人と話すのが億劫だったり。
悪夢をよく見たり。
不安になったり。
なんかやる気が起きなくて、授業遅刻したり。
今学期、2回授業を自主休講(要するにサボリ)してしまったし。
塾の授業中にまで容赦無く眠気は襲ってくるし。

不真面目なのか甘えてるのか体の調子が悪いのか。
どうなんだろう、と考えると余計に不安になってドツボにはまるわけですね。はい。


最近、ちょっと思うんですけど。
もしかして自分はSSRI効きにくい体質なんじゃないか?
それともみんなこんなもの?服用から半年以上経ってますが、全然改善されないってか辛くなってきてるんですけど!


ちなみに医者曰く
「まあ、でも学校行ってるし、やることちゃんとやってますね。これができなくなったら病気になるんでしょうけど」


・・・・・あのね。
行かなきゃ単位が出なくて留年確定したら母親に大学辞めさせられるから、無理して行ってんだコノヤロウ!

あれか。もっと酷い症例見すぎた所為で、軽症鬱の「健常者として生活する」大変さが解らないのか。
精神疾患に限らず、病気ってのはどの段階でも悩みは付き物なんだろうな、きっと。

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何処へ

2008-10-18 09:04

夢を見ました。

私は、学科の人たちと、教授と、合宿に来ていました。
大部屋に、皆で泊まっていました。
私はどうしてもその中に馴染めなくて、ひとりベランダにいました。
部屋の中が居心地悪くて、ベランダで星を眺めていました。
すると泊まりに来ていた学生の1人が倒れたらしく、皆がわらわらと騒ぎ始めました。
どうせ行っても仕方がない。1人の看護に何人も人間が集まっても、結局幾人かは足手まといになるだけだ。
だから私は部屋に入りませんでした。外気は冷たかった。部屋の中は暖かいと分かっていても、どうしても入ることが出来なかった。
空は、曇っていました。雲の切れ目からオリオン座の三ツ星が見えていました。
おそらく部屋は3階か4階で、下の方に道路の光が見えました。
いまここで、私が飛び降りても誰も何も思わないだろう。
ねえ?
私は、私の中の大切な存在に訊きました。
彼は言った。
「曇り空の日に、飛び降りることはないよ。空が晴れて、オリオン座がちゃんと見えたら―」
今日はまだそのときじゃないのだと思い、私は諦めて部屋に入りました。
教授が私の目を見ずに、「誰かが倒れたってのに、君は外にいたね」と言いました。
皆の前で倒れれば心配するのは、それが目に見えるからでしょう。目に見えないところで私が何かを抱えていても、誰も気づく由はない。
無理もない、と自分に言い聞かせながら、私はほとんど誰とも口をきかず、布団に入りました。


-+-+-+-+-+-+

相変わらず鴫野の夢はリアルです。リアルすぎて、気持ちが悪くなるくらい。
でもね。嘘じゃないんだ、きっと。

ここからは、現実の話。

昨日、翌週の実験の説明会でした。説明後、3つのテーマが与えられて、学生はその中の1つを選ぶように言われました。勿論各テーマには人数制限があるので、希望が通るかどうかは分かりませんが…。
「まず、希望のテーマのところに名前を書け」と教授が言って、ホワイトボードに実験テーマを3つ書きました。
私は、とりあえず面白そうなテーマのところに名を書きました。

ここのところ、体調があまりよくなくて、日中の眠気がさらに凄いことになっています。
どのくらい、といえば、歩きながらでも十分に眠い。目がね、閉じそうになるのをなんとか押し上げて、どこか横になりたいと思いつつフラフラ歩くんですよ。危ないったらありゃしない。
ついでに、環状線を寝過ごして1周もしました。

そんなんですから、実験中にその眠気が改善される由もなく―。
試薬を調整するときに、まあ実験器具の数は限られてますから、数人が作業することになるわけですよ。
私はいけないと思いながら、他の人に作業を任せて、ついうとうとしてしまいました。
班の人からしてみれば迷惑かもしれないけれど、それを謝るほど親しくはなかった。中途半端すぎて、居心地が悪い。

テーマを書き終えて、体がだるいので机に伏せっていたら、班の女子2人が小声で話していました。

「―さん、いつも寝てるくせにさ、こういう(好きなテーマを)選ぶのだけはちゃっかり書いてるよね」

名前は聞き取れなかったけれど、多分私のことだろうと思いました。
それは事実だけど、そう言われてるのを聞くと辛かった。
たまに私の神経は敏感すぎる。


夏休みがあけてから、学科の人とはほとんど話をしていません。
実験で週4で顔を合わせる、それ以外でも授業が被っているので一緒にいるはずなんですけれど、本当に全く話してない。

授業中、眠らずにはいられないという負い目と、夏休み前に「あなたのせいで彼女が気の毒だ」と言われたことがずっと引っかかって、もう誰とも話せない、そういう感じです。

誰が悪いんじゃないけれど。

話をしない人と、同じ授業を受けて一緒に実験する、それだけで物凄く疲れてしまって、多分そこで眠くなるのは、ひとつの現実逃避なのかもしれません。

誰も私の病気のことは知らないし、逆に知られたくない。
先週の実験の担当だった講師の先生には、「こういう理由で実験中も眠気が起こっているんです」という話をしたんですけれど…同級生には知られたくないんだな。怖いから。それすらも噂話のネタになるかもしれないし、偏見もあるかもしれない。
だから言わない。
言わないから余計に、同級生の目には『怠け者』として映る。


いま、実験が苦痛で仕方ない。
実験というより、グループを作って何かをするってことが疲れる。
これやらないと単位が出ないし、休むとそれだけでアウトだから毎回でてるけど…実験の後って、必ずといっていいほど希死念慮にとり付かれるんですよ。自分さえいなければ、なんて思ってしまう。

夏に一旦快方に向かったような気がしてたんですが…またぶり返しそうです。


気分の闇が膨らむと、弱いほうの安定剤だと効かなくなる。
まーそれでも強いの飲んじゃうと余計に眠くなるからね。弱いの飲んでますけれど。

闇に囚われると、自分は生と死の瀬戸際に立ってるんじゃないかと思うことがあるの。
この病気は、多分致死率も高いと思う。
それは身体の問題ではなく、自ら「生」の期限を切ってしまうからです。

もう、いいんじゃないか―
そんな風に考えてしまう自分が、います。


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新学期、自己嫌悪

2008-10-03 21:03

大学が始まりました。

思った通り、実験はハードです。まあ実験はもともと好きなのでいいんですが…正直ね、今の学科がしんどいのね。

うちの学科は少人数で、高校の1クラスとそんなに変わりません。一緒の専門授業を受けて、一緒に実験するっていう。
だからどうしても学科内の結び付きが密になってしまって、私としては息が詰まる。

他人と密になれない、なかなか心を開けない性格なのも少しはあるかもしれませんが、それ以上に、自分がいなくても学科の人は困らないって思ってしまうのですよ。その一因は、夏休みに入る前に言われた同級生の言葉だったりするのですが。
学科の人は頭もいいし、私はそこにいて絶えず劣等感と疎外感を感じ続けるのです。
クラス内が密なだけに、やや距離をとっている私はどうしても浮いてしまう。誰が悪いんじゃないけれど。
息苦しくて、逃げてしまいたくなる。

実験は参加しないと単位が出ないし、実験の単位がなければ留年確定なので、逃げられるわけないんですけどね。


自分は大学を出なければ、生きている価値はない。
いつの間にか、そう思い込んでいました。そういう私の価値観は、多分小学生の頃にはすでに形成されてた気がします。あの頃から勉強が好きだったのは、一つは知識欲を満たすため、そしてもう一つは誰かに褒めてほしかったからです。勉強したら、塾の先生が褒めてくれた。だからもっとしたくなった。試験で100点をとると、自分の価値が数字で出てくる気がしました。だからもっと頑張ろうと思った。

多分、私を認めていないのは、私自身なんです。
ずっと、自分を嫌いながら生きてきました。今更、身体に染み付いた価値観を捨てることは出来ないと思います。これが完璧主義の真相かもしれません。

 

『白い巨塔』の財前五郎に憧れるのは、多分あの人も自分が嫌いだと思うから。嫌いで仕方がなくて、でも自分を嫌うこと自体が苦しくて、そうじゃないって自分に思い込ませたくて、ひたすらに出世を目指したんじゃないかと、本を読んだときに思いました。

教授にならなければ意味がない、大学を出なければ意味がない、比べることは失礼かもしれませんが、そこに似た響きを感じるのです。

自分を追い詰めているのは自分で、きっと学科内で浮いている自分が誰より嫌いなんだと思います。誰にも認められる要素を持っていないと思うから、余計に息苦しい。

全部自分の思い込みかもしれない。
でも、あの環境にいる限り、私は自己嫌悪に苛まれ続ける。それが、周囲から疎まれているという思いに変わるのは、不自然ではありません。自分すら嫌っている人間を好きになる物好きは、多分いないでしょうから。
それに、はっきり言われたしね。迷惑だと。
あの言葉は、私の錯覚を裏付け、本物にしただけです。

最初から、自分は彼女らに必要ないと線引きしていたのに、今更周囲を責めるのは勘違いも甚だしい。

悪いのは、私です。

 

分かっているのに、愚痴を言いたくなる。
居場所を与えてくれないと、周囲を恨みたくなる。

 

人間って、つくづく甘えん坊ですね。


 

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ナルコレプシーの遺伝子が

2008-09-29 08:14

「過眠症」に関連遺伝子、東大教授らのグループが発見

おお!やっぱり遺伝子が関連してたんですねー。
このついでに、睡眠障害全般についても遺伝子の関連を明らかにしてくださいませ。
いやね、ほんと日中しんどいからw
明後日から学校なのに、午前中は使い物にならないし、昼食食べる元気もなくてそのままベッドにもぐりこむような眠気に襲われてるんですってば。

というか、うちの心療内科医…その眠気の症状が、そろそろ睡眠障害の亜型というか、鬱病の症状というか、とにかく異常であることに気づこうよw
ずっと耐え難い眠気を訴え続けてるんですが、「薬の所為かなあ…」って歯切れの悪い。
つか、“日中の耐え難い眠気”が1ヶ月以上続くと過眠症と言われるそうです。すでに鴫野はそれにあてはまります。かれこれ2ヶ月悩んでますが、一向に改善されませんw


あ。あと読売さんの記事では「過眠症=ナルコレプシー」みたいな書き方してますが。

違うでしょ!
ナルコレプシーも過眠症のひとつってだけでイコールではないです。
そこの定義を、もうちょっとちゃんとしてください。


+++

どうでもいいことですが。
本日、塾の2次面接の鴫野です。模擬授業します。
バイトの採用なのに…力入ってんな…

 

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面接

2008-09-20 21:46

昨日、塾講師のアルバイトの面接にいってきました。

まあ、鴫野は1年間個別指導塾で塾講をしたあと、1年間カテキョをしておりましたので教育バイトはかれこれ2年の経験者です。確かに時間外労働もあって大変な面は多いですが、フルタイムでバイトができない体質であることを思い知った先月、塾講に復帰しようと考えました。理由は、収入ゼロだといずれ立ち行かなくなることが分かっているからです(爆)


面接の合否は、月曜か火曜にメールで送られるそうです。どうなることやら。

えーと。
私、面接受けはいいほうだと自負しております。
でもなー。面接はかなり厳しく、面接に合格したら、模擬授業をして、それを先輩講師と生徒がチェックして、それから合否が決まります。2段階試験。
つまり二次試験に進めるかどうか…また、二次で合格るかどうか…なんともいえません。

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家族ごっこ

2008-09-10 08:48

明らかに私に対する態度が変わった母親に、ついに私も理由を問いただしました。
私の自傷行為の所為であると分かっているとはいえ、だからやめますなんて言えるものじゃないし。このまま気詰まりな同居を続けていたら互いに、余計にストレスを感じそうだし。

母親は一言『親としての自信もないし、人間としてあなたにどう接していいか分からない』
と言いました。
それは精神疾患だから!?と私が半キレ気味に言ったんですが、どうやらそうではなく。

自分の前では明るく振舞うくせに、陰で自傷行為を行っているのが許せないと。
自分の目の前にいる娘が、本当の娘の姿ではないことにショックを受けた、と言うのです。

かつて、「私はあなたの100%を理解しているとは思わないし、理解できるとも思わない」と言った人が、です。

それが親というものなのか。
母親は私に、「あなたも親になったら分かる」というものですから私は「親になる気は一生ない!」と即答しました。私が子供を作りたくない理由はいろいろあるのですが、まあ一言で言えば誰かのために自分の人生を捧げるなんてまっぴらごめんなんです。しかも子供は大嫌いと来た。母性本能が、私には足りないと言うことでひとつ。青臭いと思われる方もいるかもしれない。けれど今の私は、親になる気は全くありません。

精神疾患だからではなく、子供が病気になるのはすべて自分の所為だと考えるのが親だと母親は言います。
風邪をひくのも、頭痛がするのも、おなかが痛くなるのもすべて親の所為。
親って、そこまで子供の人生を背負い込まなきゃいけないものなんでしょうか。私には分かりません。
ただ、それは逆に言えば子供が自分の思うように『健康でいない』のは自分の所為だと責めているわけで、結局子供が自分の思い通りになっていないことが不満なんじゃないかと思いました。
母親はもともと支配欲が強く、私は彼女の望むように振舞ってきたつもりです。だからそれが増長されたのか。
だとしたらそれは親のエゴだと思いました。

エゴだと馬鹿にするならすればいい、軽蔑でもなんでもしたらいい、と母親は開き直りました。
親としてではなくても、自分を追い詰める辛さは私だって知っています。その辛さから逃れるために、効果は一時のものと知りながら私は剃刀に手を伸ばし、母親は「追い詰めて当然」と開き直った。けれど開き直ることは、甘んじてその辛さを受け入れることでしょう。母親は自分を責めて、それが親として当然の姿だと、もう1人の自分に納得させているのではないかと思うんです。ある種の自己陶酔。
それを見た娘が、自分が病気になったせいだと、また自分を責めることなど知らない。
そこに、負のループがあるような気がしました。


私は言った。
親の前で私という人間を全て曝け出さなければならないのか。せめて母の前では元気に振舞うことで、たとえエネルギーは使っても、抑鬱気分を一瞬忘れられるのなら、自分は普通なのだと錯覚できるのならそれでいいじゃないか。


母親に自分の弱みを見せなくなったのは、いつの頃からか。
高1のとき、すでに私は自分が母親の前で演技していることに気がつきました。
健常者としての演技に、次第にボロが出るようになったのは、まあ私の力不足だった。
私のエネルギーが枯渇していなければ、きっとあのまま楽しい家族を演じ続けられるはずだったのに。
まあ、それは病気のせいだから仕方ないか。


母親は、つまりあなたは私の前では元気な振りをする。だった自分も、落ち込んでいる姿は見せないで、あなたの前で元気な振りをする。そうやって、楽しい家族ごっこができればいいのね、と言った。


結論を言うと、そう。
母親には悪いと思うし、負担になるだろうとも思う。けれど私が望むのは、それでした。
本音なんて言う必要は無い。ただ一緒にいて、気詰まりなこの状況をなんとかしたいだけ。
明日から楽しい家族ごっこにつきあってください。



きっと、母親がここまで自分を責めたのは、誰にも悩みを相談できなかったからでしょう。
私と同じで、他人に弱みを見せられない人。自分の母親(つまり私の祖母)にすら気を遣い、祖母に会いに行くのが億劫だという人。甘え下手で、孤独。ずっと独りで生きてきただけに、全てを自分で抱え込んでしまう人。
私は、自分が彼女の血を引いていることを強く感じました。

再発性の鬱を近親者に持つ人間は、そうでない人間より鬱になりやすく、またそれは再発性であることが多い。私は彼女が、いつか私と同じになるような気がして、怖いのです。


楽しい家族ごっこは一時の幻想にすぎないのでしょうか。
いずれ彼女に歪みが生まれるのでしょうか。
かつて、私がそうであったように。


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鴫野
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女性
職業:
学生
趣味:
映画鑑賞、読書、落書き
自己紹介:
白い巨塔の財前先生を追いかけ続ける学生。田宮二郎様ラヴ。そんなわけで、割と古い映画が好きです。時々落書きしています。カテキョのアルバイトをしています。

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