「その1」は前回の落書き記事ということで。
完全に不毛地帯にハマりました。
現在、原作を読みつつ、映画をMDに落として作業の合間に聞きつつ、脚本と照らし合わせつつして3回楽しんでいます。
ここまでくればマニアとでもヲタクとでも呼んでください(爆)
さて。
今回の発見ですが。
原作のほぼ冒頭で、大門社長が「壱岐正の面接は今日やったな」という台詞に、秘書が「10時半の予定でございます」と答えるシーン。
全く同じ台詞が、映画の脚本にも存在します。
しかし!
映画本編では、秘書が「11時半の予定でございます」と答えているのです。
なんで11時半…?
いや、まあ時間そのものに意味はないので、別に10時でも11時でもいいんですが…あえて脚本と異なる台詞を吐いた秘書さんが気になる今日この頃です。言い間違えたのかと思いきや、「あと、2時間後に」と言ってるのです。(原作&脚本では「あと、1時間後に」となっている)
どうしてでしょう。密かな謎です。
どうでもいいけど、謎です。
それからもうひとつ。
これは私が気づいたことではなく、
『シナリオ』通算339号に載っている『不毛地帯論』を読んでナルホドと思った部分。
壱岐はシベリアから帰ってきて2年間浪人生活を送った後、近畿商事に入ります。
そしてしょっぱなに大門社長に「シベリアで抑留されてたとき、日本で何があったか知りたいから、図書館で新聞の縮刷を読ませてください」と頼みます。
なぜそれを浪人してる間にしないのか!
という記述が論文にありまして…納得してしまいました。
まあ、「図書館に通って新聞を読みたいです」と言ったところで私は、「どんだけお前は暇やねんww」と思ったんですが、さすがに「浪人してるうちにしろよ」、とは思わなかったので…論文書いた人は鋭いなあ、と。
うーん。どうしてなんでしょう。
浪人生活はそれほど忙しかったんでしょうか。
妻・佳子が外で働いてるもので、家事全般をやってた…というわけで…主夫に新聞の縮刷読んでる時間はありません!ということだったのでしょうか。それとも、部下の就職の世話をしてやるのに奔走しすぎたのでしょうか。
いずれにせよ、浪人生活の方が融通がきくのは確かだと思うのですよ。近畿商事に入ってからの壱岐は立派な会社の一員となるわけで、そんな勝手を許す大門社長は甘すぎです。
まあ、後々の壱岐の活躍を見ると、最初は甘く、好きにさせておくほうがいいと思ったのでしょうか。社長…勇気あるなあ。すごい投資だと思いますほんと。
えーと、今日1巻を読み終えました。
明日から2巻です。いよいよ、壱岐のライバル・鮫っちが登場しますね!鮫っち好きだー。楽しみです。
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