月曜から木曜まで院試でした。
月・火が本命、水・木が滑り止め。
晴れて本日、本命の合否発表でした。
…合格しました。
念願の医科学専攻修士課程。俗に言う「医学修士」とやらです。
嬉しかったです。
…嬉しかったんです。
でも、一通り喜んだ後には不安がどっと押し寄せてきました。
うちの研究室の教授は、薬・工・理学部と、国立がんセンターに勤めた経験があるっていう、学部を超越しまくってる人です。なので、割と視野は広い人かと思います。
その教授に合格報告をしたところ
「医学部は大変だよぉ…前もね、理学部から1人行ったんだけどね、結局ついていけなくて、辞めて理学部の修士入りなおして、こっち戻ってきちゃった」
などと脅されました…… orz
私がメンタルな薬を服用していることや、睡眠障害があることも教授は知ってるわけですが、「こんなところで寝てるなんてあっちの先生が知ったら怒られるよー」と言われたわけですよ。
微妙にショックを受ける。医学修士はハードらしいという話も聞いてますし、まして私が入ろうとしている研究室のモットーは「他人の1.5倍の努力をして、2倍の成果を手に入れる」だし。果たしてそれについていけるのだろうか。
…まあ、教授の認識は微妙にズレているとは思います。
寝たくて寝てるわけでもなければ、怠けたいわけでもなく、むしろなんとか眠気を覚まそうとイロイロ試し、枯渇しそうな気力を搾り出してなんとか実験や勉強をしてるわけですが。
ただ、それを理解できるのは当事者だけのような気がします。
かかってる医者なんて「普通の生活できてるんでしょ?どこに問題があるんですか?」なんて言いやがるし。
教授にしろドクターにしろ、いくら知識はあっても理解はできない。それが当たり前です。
かれこれ1年半くらい薬を服用し続けていますが、さすがに2度目のエピソードは簡単には治りませんね。ちょっとましになったんじゃないかな…と思ったらガクンと落ちて、ずっとその繰り返しをしています。
その状態で進学して、授業についていけるのか。授業はクリアしたとしても、研究室に入ったときに周囲からどのような目で見られるのか。
それを改めて考えると、不安が大きくなっていきます。
その不安も、最初から分かっていたことですし、覚悟していたつもりではいました。
でもそれ以前に院試という関門があって、それを乗り越えることを第一に考えなければならなかったので、今思えばあれは覚悟のうちには入らないんじゃないか。
目標があって、それにつながる道があるなら私は生きていけるだろうと、薄ぼんやりと希望を抱いてはいたわけですが、そもそもそれ自体が甘かった気がします。
生きるのはそんなに楽なことじゃない。合格したら明るい未来が見えて、希死念慮が消えるだろうなんて、それは甘い幻想です。
小さな目標を一つずつこなして、自分が最後にたどり着きたいものに少しずつ近づいていったとしても、未来は決して明るくは見えません。それは、おそらく症状なのでしょう
(高校3年で寛解し、大学に合格したときは未来がバラ色に見えていましたし、もともとドリーマーで将来の夢は半端なく大きい人でした)
進路を考える時期に、薬にあまり反応しない第2エピソードを経験したことで、私の精神医学に対する執着は強くなったと思います。学問的興味はもとから抱いていましたが、病の原因を知ることで自分を慰められるかもしれないと思ったからです。ですから、鬱の再発はマイナスばかりではないのかもしれません。
でも、自分の将来は暗いものだという認識は簡単には払拭できず、ただでさえ来年から変わる環境に不安を抱いているのに、その不安が増幅される気がします。
4月までに、治ればいいのですが。
ここまでくると、そう簡単にはいかないんだろうな…
などと考えるのが、そもそも鬱のせいなのでしょうか。
病の名のもとに逃げたくないと思いつつ、どこかかつての自分と違う考え方が、時々恐ろしくなります。
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