土曜日に、A様と『白い巨塔ゆかりの地巡りツアー第1回★法円坂の里見アパート』に行ってきました。
というか、今まで巨塔ゆかりの地といえば、現浪速大学と、中之島と、大阪中央郵便局(移転する前)くらいしか行ったことがなくて(汗)あ、でもかつては上本町の駅は、しょっちゅう使ってました(原作では上本町の駅で里見と財前が出会ったりしている)
さて。実際の法円坂住宅ですが。
里見先生が住んでいらっしゃいそうな雰囲気ですわっっ!
でもこのあたりも建て替えが進んでる感じで、あと10年したらこの建物もなくなってるだろうなーという話をしておりました。
巨塔巡りも早くしなければ!
そういえば映画版はちゃんと里見の部屋から大阪城が見えるんですってね。チェックしなきゃ。…なんて話を聞いたらまた映画が見たくなりました。中之島でもロケしてるし、一番大阪の匂いが濃いのは映画版のような気がします。大体、財前先生が始終大阪弁なんだ。まあ、村上版も冒頭では大阪を空撮してますが。
さて。一通り写真を撮って巨塔談義を醸した後は場所を大阪に移して、一杯やりながら山崎作品やら田宮作品について語ったわけですよ。
『白い滑走路の杉山機長は、飛行機乗ってたらかっこいいのに、妻を捜して走り回るところがどうもなー…』とか、田宮さんの役の誰がかっこいいとかいう話をしてみたり。
ちなみに私の中のナンバーワンは財前五郎@ドラマです。永遠の憧れ財前先生。大学入試直前の追い込みの時期には、「財前五郎」って名札を作って、実験用の白衣着て気合入れたというぐらいの信仰っぷりです。
そして。そのときに頂いたのがコレ
76年10月号のシナリオ(不毛地帯が載ってるやつ)と、不毛地帯の準備稿。
貴重です!超貴重です!!
準備稿を見てみると、関東軍に停戦命令を伝えに行った壱岐が拳銃をこめかみに押し当てるシーンがあるのですが(この部分、平成版ドラマ第1回では描かれましたが映画では描かれていません)、そこに登場するのが谷川大佐。「壱岐君、私とともに生き恥を晒して、歴史の証人にならんか」
ちょwwww
ドラマでもここで谷川さん出てきてましたよね?ちなみに原作では、このシーンでは出てきませんよ。谷川さんとはシベリアで一緒になるんだよ。
…あのドラマはもともと映画臭がすると思っていたけれど、やっぱり映画のシナリオを読んだんと違うか?と勘ぐりたくなるほどです。これはアレか、映画ファンへのサービスか!
話は戻って二次会はカラオケに行ったのですが。
おーい中村君や、お早うの朝など田宮作品の主題歌を歌う私。さらに中島みゆき、井上陽水、山下達郎、大滝詠一、ナイアガラトライアングル、ビリージョエル、ビートルズなど歌は続き、デュエットソングメドレーをする(さすがにほとんど歌えなかったがw)青い山脈も歌ったっけな。
…生れてくる時代を20年間違えたかもしれない、と思う鴫野でありました。
いや、もう十八番は中島みゆきなわけで…同年代の子とカラオケに行っても自分の本領発揮というわけにはいかず、とりあえず知ってる「割と新しい歌」(←それでも3、4年前のものだったりする)を歌ってるような人間なので、思い切り自分の趣味をぶちまけて楽しかったです。
ほんとA様には感謝ですよ。この場をもって御礼申し上げます。
…というわけで私の趣味を晒してみたわけですが。
白い巨塔好きな方がおられましたら、一言でもコメント残してやってくださるとすごく喜びますv
さて…また時間作って巨塔ゆかりの地めぐりしたいなあ。今度はどこへ行こう。
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